加害者に費用を請求できる?

車にひかれる交通事故の被害に遭ってしまい、弁護士を立てることになったら、弁護士費用は自腹になるというのが一般的なイメージです。
しかし場合によっては、加害者側に弁護士費用を請求できることがあることはあまり知られていません。

一般的には車を運転するにあたり、保険に加入します。
自賠責保険の他に任意保険もありますが、自賠責保険では限界があるのでほとんどの人は任意保険に加入します。
交通事故の被害に遭った場合、保険会社に連絡をして加害者側と被害者側の保険担当者が示談交渉をするのが一般的です。示談が成立しない場合は、裁判外紛争処理という方法もありますが、それでも解決しない場合に裁判に持ち込みます。

示談と裁判外紛争処理では、加害者に弁護士費用の請求はできませんが、裁判になった場合は、任意保険のオプションで弁護士特約があってもなくても、弁護士費用を加害者に請求することができます。弁護士特約がある場合は、被害者は自分の保険会社と加害者の保険会社の両方に弁護士費用の請求が可能となります。
裁判に持ち込んだ場合のみですが、もしも裁判になったら多額の費用がかかります。しかし加害者と加害者が加入している保険会社にも請求できるなら安心です。


弁護士相談の相場はどのくらい?

お金着手金を支払うかどうかは、弁護士による違いもありますが、弁護士の報酬や着手金については、一応相場があります。
相場については、多くの弁護士が所属している日弁連(日本弁護士連合会)が定めた、旧報酬規程を元にされることが多いようです。
既に廃止されている規程です。旧報酬規程は、独占禁止法に触れることから廃止されたのですが、実際には未だに旧報酬規程が活用されている状態です。

旧報酬規程では、慰謝料や損害賠償で受け取る最終的な金額が300万円以下の場合は、着手金8%、報酬16%となっています。300万円以上になると、%も増えさらにプラスアルファでいくらか上乗せされるようになっています。当然最終的に受け取る金額が多いほど、着手金も報酬も多くなります。

着手金が幾らになるかはケースにより違いますので、中には金額が大きくなると着手金が支払えないということも出てきます。最近は着手金なしで依頼を受ける交通事故弁護士も増えており、大半が相談料と着手金を0円とするようになっています。
報酬には基礎着手金なども含まれますが、慰謝料や損害賠償から差し引かれるので、以前に比べて弁護士を立てやすくなっている傾向があります。今はスマホやSNSからの相談も可能です。


弁護士への着手金

弁護士まず弁護士に相談するところから始まります。
初回は無料相談をしているところもあるので、費用を抑えたい場合は無料相談を利用してみましょう。
相談はあくまでも話を聞き、簡単な質問に答えてくれるだけですから、この時点ではまだ契約は成立していません。
話を聞き納得できて初めて正式に依頼となります。

弁護士に依頼することが正式に決まった時に、着手金を支払います。弁護士は着手金を支払ってからでないと動いてくれません。着手金をいくら支払えばいいかについては、慰謝料や損害賠償の金額で変わってきますので、実際に話をしてみないとわかりません

弁護士の報酬は、加害者から支払われる慰謝料や侵害賠償の額によって変わります。そのうちの何%を着手金として最初に支払う、全て終わった段階で慰謝料や損害賠償の額の何%を報酬として支払うと決まっているので、金額は弁護士ごとに変わってきます。

最近は初回の無料相談だけでなく、着手金も0円で対応する弁護士もいますので、経済的な余裕がない人でも、着手金0円の弁護士を探せば、泣き寝入りせずに済みます。相談料と着手金0円を売りにする弁護士は増えていますし、ネットでも探せるので根気よく探してみてください。


交通事故で弁護士をたてる

被害者交通事故は自分が注意していても、被害者になる可能性はゼロではありません。
事故に遭って怪我をしてしまったら治療が必要ですし、怪我の状態によっては弁護士を立て損害賠償を請求することになるかもしれません。
一般的に、弁護士に相談したり依頼したりする場合には、高い費用がかかるというイメージがあります。

事故の被害に遭ったのに経済的な余裕がないという場合、弁護士を立てたくても費用が支払えないので依頼できず泣き寝入りしなければいけないのでしょうか?
弁護士に依頼する場合は、確かに費用がかかりますが最初に一括で支払うわけではありません。
今は初回の相談のみ無料で受け付けている弁護士もいますし、依頼することになってもとりあえず着手金としていくらか収め、支払いは全て済んでからとなるので、慰謝料を請求する場合は、その慰謝料で弁護士費用を支払うということもできます

弁護士への報酬は、弁護士による違いもありますから、一律いくらとは決まっていません。着手金も弁護士によって変わってきますので、とりあえず初回の無料相談だけでも受けてみるといいかもしれません。交通事故の話し合いは、素人では難しい部分も多いですし、被害者であっても、加害者側が弁護士を立ててきたら素人では太刀打ちできませんので、こちらも弁護士に依頼することになります。

弁護士に依頼することになった場合、着手金はいくらくらいかかるのか、どのようにして支払えばいいのかを紹介します。